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バジルの栄養と成分|国の成分表の100gを食べる量に置きかえる

記録・編集:WEB先案内 · 公開 2026年10月5日 · 更新

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読み始める前に

成分表の値は、この株を分析したものではありません。

資料確認:2026年10月5日。数値は国の成分表の値で、このお部屋のバジルを分析したものではありません。健康効果を示すものでもありません。

国の成分表に、バジルの行がある

日本には、食品の成分を国がまとめた表があります。「日本食品標準成分表」で、文部科学省が公開しています。バジルもこの表に載っていて、食品番号は06238、名前は「野菜類/バジル/葉/生」です。

この記事で使うのは、八訂の増補2023年の値です。出典:文部科学省 食品成分データベース(06238 バジル 葉 生)。

注意してほしいのは、この表の値が可食部100gあたりだという点です。生のバジルの葉100gは、かなりの量になります。

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100gのうち、9割が水

バジル 葉 生(食品番号06238)可食部100gあたり/日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
成分 100gあたり 単位
エネルギー 21 kcal
水分 91.5 g
たんぱく質 2.0 g
脂質 0.6 g
炭水化物 4.0 g
カリウム 420 mg
カルシウム 240 mg
鉄 1.5 mg
ビタミンA(レチノール活性当量) 520 µg
ビタミンE(α-トコフェロール) 3.5 mg
ビタミンK 440 µg
ビタミンC 16 mg

水分が91.5gあります。つまり100gのうち9割以上が水です。残りの約8.5gの中に、上の成分が入っています。

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1食あたりに置き換えると、量が変わる

ここが、成分表を読むときにいちばん間違えやすいところです。100gという単位は、バジルの食べ方と合っていません。

100 g葉1枚料理に10枚成分表の単位約0.5 g約5 g = 1 kcal葉およそ200枚ぶんふだんは一度に食べない量葉1枚の重さは目安です。品種と葉の大きさで変わり、このお部屋で測った値ではありません。
成分表の100gは、ふだん食べる量よりはるかに多いという話です。

葉10枚を約5gとすると、100gの20分の1です。上の表の数値も20分の1になります。

  • エネルギー:1 kcal 程度
  • カルシウム:12 mg 程度
  • ビタミンK:22 µg 程度
  • 鉄:0.08 mg 程度

この割り算は、成分表の値を比例で換算しただけのものです。葉1枚の重さは品種や葉の大きさで変わり、このお部屋で量ってはいません(要確認)。おおよその桁を知るための目安として読んでください。

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「体にいい」と書かない理由

成分表が示しているのは、その食品に何がどれだけ含まれるかです。食べた人の体にどんな変化が起きるかは、別の問題です。

このサイトでは、健康効果を断定しません。理由は3つあります。

  • 量が実際の食べ方と合わない:100gの数値をそのまま効果の話につなげると、食べる量を20倍に見積もることになります
  • 成分表はこの株の分析ではない:同じバジルでも品種、生育条件、収穫時期で成分は変わります
  • 運営者は専門家ではない:このサイトの編集は WEB先案内で、栄養や医療の専門家の監修は受けていません

香りの成分については、品種によって主成分の組み合わせが変わることが分かっています。90系統を調べた研究では、香りの主成分の組み合わせが5通りに分かれました。この型を化学型と呼びます。くわしくはバジルの小ネタにあります。この研究も、含まれる成分を調べたもので、食べた効果を調べたものではありません。

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葉の成分について、この庭では何が言える?

このお部屋で測っているのは、照度・温度・湿度・土の湿り・水位です。葉の成分は一度も測っていません。だから、ここに書いた数値はすべて国の成分表の値であり、この株の葉がそうだったという記録ではありません。

育てる条件が成分に影響するかどうかも、このお部屋では確かめられません。品種が未確認で、収穫した葉の重さも量っていないためです。環境の履歴は何を育てている?にまとめています。

言えるのは、国の成分表にバジルの行があり、その値はこうだった、というところまでです。あとは、食べる量に置き換えて桁を把握するところまでです。

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測っていないもの

  • このお部屋のバジルの成分(一度も分析していない)
  • 収穫した葉の重さ、葉1枚の平均の重さ
  • 品種
  • 香り成分の組成(化学型)
  • 栽培条件が成分に与える影響
  • 食べたあとの体への影響

なお、土の養分についても測っていません。葉が黄色くなったときの読み方は葉が黄色くなるときで扱っていますが、そちらも窒素や鉄の量を実測した記事ではありません。摘んだ葉の扱いは収穫と食べ方にあります。

参考にした資料です。

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この記事の出典

本文では短い名前で示しています。正式な題名と発行元はこちらです。すべて2026年10月6日に発行元のページで確認しました。

  1. 文部科学省 食品成分データベース/日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 食品番号06238「野菜類/バジル/葉/生」
  2. 英国王立植物園キュー「Plants of the World Online」Ocimum basilicum L.
  3. 英国王立植物園キュー「Brilliant basil」
  4. University of Illinois Extension「Basil」
  5. Penn State Extension「Basil, A Summer Favorite」
  6. UC Davis Postharvest Research and Extension Center「Herbs (Fresh Culinary)」Marita Cantwell・Michael S. Reid、2001年2月更新

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まとめ:成分表の100gは一度に食べる量ではない

この記事で、どこまで言えるか
区分 内容
出典から言えること 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の食品番号06238「野菜類/バジル/葉/生」では、可食部100gあたりエネルギー21 kcal、水分91.5 g、たんぱく質2.0 g、カリウム420 mg、カルシウム240 mg、鉄1.5 mg、ビタミンA(レチノール活性当量)520 µg、ビタミンE 3.5 mg、ビタミンK 440 µg、ビタミンC 16 mgです。
量の置きかえ 100gのうち91.5 gが水です。葉10枚を約5gとすれば100gの20分の1で、エネルギーは1 kcal程度、カルシウムは12 mg程度、ビタミンKは22 µg程度になります。これは成分表の値を比例で割った目安で、葉1枚の重さはこのお部屋で量っていません。
書いていないこと 健康効果は断定しません。成分表が示すのは含まれる量で、食べた人の体の変化は別の問題です。100gという単位は実際の食べ方と合っておらず、成分表はこの株の分析でもありません。
測っていないこと このお部屋のバジルの成分(一度も分析していない)。収穫した葉の重さ、葉1枚の平均の重さ。品種。香り成分の組成。栽培条件が成分に与える影響。食べたあとの体への影響。

成分表の100gは、ふだん一度に食べる量ではありません。桁を知るための目安として読んでください。

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